日本にも風が吹きましたね。投票所に子連れで来る若い夫婦のことなど


まだ7月後半だというのに風に秋の気配を感じるこの頃。 
今年はアブラゼミ・ミンミンゼミの声を聴かないなと不安を覚えていたら、一昨日「カナカナカナ…」と切ないヒグラシの声を耳にして驚いてしまいました。

 ここのところ毎年言っているような気がしますが、一か月前倒しで季節が過ぎて行くようです。あっという間に人生が終わってしまいそう。 



 さて皆さん昨日は選挙へ行かれましたか? 

 私は昨日仕事だったのですが、帰りにそのまま投票所へ行きました。 

 期日前投票は色々と問題があるとのことだからやむを得ず当日の夕方に行ったんですね。夕涼みがてら散歩しながらで、心地良い投票日でした。 

 今回の投票では心なしか若い人たちが増えた印象。夕方でしたが、小さな子を連れて来ている若い夫婦も何組かいました。
きっと選挙の後に親子で食事に行くのでしょう。 
 子供たちにとって良い思い出になるに違いありません。お祭りと一緒で、幼い頃に選挙へ行った思い出を持つ子供たちは将来自然と選挙へ行くことになるのではと思います。 

 我々が小さい頃は親に投票所へ連れて行かれたことなど無かったですね。大人たちはなるべく子供に政治を見せないようにしていた気がします。(うちの場合:新聞を読もうとしたりニュースを見たりすると叱られた) 
 政治はタブー。
政治は悪いもの。
子供に見せると悪影響。 
 そんな時代でした。

だから十代後半くらいになっても政治のことを語るのはもちろん、考えることすら恥ずかしいのだと皆が思っていましたね。
「選挙に行った」という話など、とうてい友達にはできない雰囲気。むしろ行かないほうが恥ずかしいと言うのに。 

 その結果が今の中年層、無知層だと思います。 
 (もちろん全員ではないですが) 
 局の言いなりでヤラセを演じている恥タレントたちを見ればよく分かるでしょう。 

 今はとてもいい傾向。最近の若い人たちは本当に真面目だし真剣に自国のことを考えていて、頼もしいなと感じています。 

 たとえばここのところYouTuberゆうじくん(23歳)の動画を眺めていましたが、ものすごく勉強しているようで素晴らしい成長ぶりに感動します。始めは危ういなあ…と思いながら眺めていたのですがね。
自分で物を考える素質がある。この短期間で目つきがしっかりしてきているのを嬉しく見ています。


若者は変わってきている。 
 日本の未来には絶望だけではないようです。 

 そして昨日の選挙結果にはある意味で衝撃を覚えました。 
 与党の大敗、若い党の歴史的な大躍進。まさかあそこまで躍進するとは。 

 日本にもようやく風が吹いたなあ…! と感動しています。まだ微々風だけどあちら側には焦燥を与えているらしい。 
 いつか日本でも本気の民意が動いて、圧倒の大風が吹くことを期待します。アメリカのような民の逆転劇をこの国でもまた見たいです。 

 なお私はあの新しい政党を手放しに支持する者ではありません。全く排外主義の極右とは思いませんが、彼らの憲法草案は幼稚過ぎてどうかと思います。(でも確信犯ではなさそう。確信犯のあの党の草案のほうが本気でやばいですよ、今回は落選したみたいですが当然でしょう) 
 今のところは選択肢が無いし、少しは“右”の意識を持つ政党も必要なので、この結果は良い傾向なのではないかと好意的に眺めています。売国与党へ民意を示す意味でも。 
 極左の皆さんは相当にご不満みたいですがこれが民意。「ざまあ」の感想しかないですね。…失敬 

 と、また政治の話をここで書くと怒られますのでこのくらいにしておきます。


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