「どの三国志キャラがあなたにハマるのか!三国志英雄診断」やってみました。

 


お馴染みミラーズさんでこんなテストがあるのを知りました。

 ⇒どの三国志キャラがあなたにハマるのか!三国志英雄診断

年末なのにいつものネタで、すみません。これも読者様サービス。(?)

筆者結果。
あなたは「諸葛亮孔明」タイプです
あなたは三国志最大の知将「諸葛亮孔明」タイプ。「臥龍(身を伏せる龍)」の名の通り時が来るまではじっと身を潜め、理想の君主(劉備)に出会うや一気に才能を発揮したように、あなたも「人に使われて活きる」タイプじゃ。 他の英雄達のように自分で国を興すような個性の強さはないが、活躍の場さえ与えられれば誰にも負けない仕事をやってのけることじゃろう。 ただし、史実の諸葛亮の欠点として「人を見る目」がなかったことが挙げられるのう。自分ができることは他人もできると考えてしまうと、周囲からは浮いてしまう。「泣いて馬謖を斬る」はめにならぬよう、人付き合いは慎重に。 また、能力がある分すべてを抱え込みがちな一面もあるので、過労には十分に注意じゃ!
あ、はい、そうですか。
(的確な?)診断ありがとう。笑

史実をよく知っている方ですね。
追記 「諸葛亮孔明」とフル表記しているのだが、あまり知識のない一般人向けにあえてなのだろう。こう書かないと「間違っている」と勘違いの指摘をして来る人が多いから

それと他の診断もそうだけど、このサイトで診断テストを作っている方はそれなりにレベルが高い。痛いところを突く。

>自分ができることは他人もできると考えてしまうと、周囲からは浮いてしまう。

まさにその通りですね。
「自分ができることは他人もできて当然」と考えるのは、たぶん、私は自己評価がとても低いからだと思います。

>能力がある分すべてを抱え込みがちな一面

抱えている時点で「能力がある」とは言わないのでは? 笑
何か本当に、欠点だらけだよね。自分も奴も。


軽い自虐ネタのつもりだけど、これもまた重かったらすみません。

上の創作のキャラクターをご存知の方は、気軽に診断テストをお愉しみください。

※一応言っておきますが、私と同じ結果になったからと言ってショックを受けないように。あなたは単に読書好きなだけかもしれません。(他サイトと比べると優秀な診断テストですが、それほど精密なものではないと思います)


ご挨拶


今年も皆様ご来訪ありがとうございました。
それと、思いがけずたくさんページを閲覧してくださって、ありがとうございます。

2017年末に独自ドメインへ変更し、少しだけやる気になっています。
(ブログを真面目に続けていこうと思ったのは初めてかもしれない)

来年からまた少し記事を増やしていきますので、お気に召していただけたらシェアお願い致します。


【注意喚起】



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「分をわきまえる」という言葉の本当の意味。自分さえ見失った現代人の不幸

 


 こんな記事が目に留まり、深く共鳴した。

 ⇒幸せのカギは「できること」と「できないこと」を分けること

「身の程を知れ! 分をわきまえろ!」と、若い頃、言われたことがある。「お前が本来できることと、できないことを考えろ」というわけだ。当時は「分をわきまえろ」と言われても、「夢は大きくもて。可能性は無限だ」と言う大人もいたので、私は「分をわきまえる」という言葉に納得できなかった。
運命論者 VS 自由意思論者 の戦いのような話。

そう、かつて『成功哲学』などが流行った時代には、あちこちでこの議論が繰り広げられていたなと思い出す。
「フリーダム!」と叫び際限のない夢を追うことが正義だとされた時代だったので、「分をわきまえろ」と言う大人たちが悪魔のごとく憎まれ、「可能性は無限大」との言葉を若者たちは信奉したのだった。

そのような時代の中から、「モラトリアム」が生まれた。
「自分らしさの檻のなかに閉じ込められる」ことを恐れた若者たちは「自分探しの旅」に出て、いつまでもいつまでも「モラトリアム(猶予期間)」に閉じ籠もり続けた。
結果、どうなったか?
就職もせずフリーターをしながら旅を続けた若者たちは何者にもならず、生活保護と社会不安が増えた。
なかには海外を彷徨ってカメラマンになるなど奇跡的に道を見出した者もいたが。それはほんの一部。

「フリーダム!」と叫んだかつての若者たちよりも下の世代(我々とその下世代)はさらに悲惨だった。何故このような空虚な社会に放り込まれたかの理由さえも分からず、先が見通せない社会で漠然とした不安を抱え鬱々と生きることになった。

上の記事を書いた桜井竜生氏は現在、漢方医となって多くの人の脈を診ているのだそうだが、
漢方医は脈を診ることで、他人の心の状態がわかるのだが、最近、海外のロイヤルファミリーを診察する機会があった。脈を診ると、普通の人よりイライラがなく、落ち着いた脈をしている。通常、お金や権力をもつ人の方がストレスは多い。社長や先生と呼ばれる人ほどストレスを感じている割合が多いのは、過去の診察からもわかっていた。

ロイヤルファミリーの心の平安が意外だったので、私は尋ねてみた。「何か精神安定のためにしていることはありますか?」と。すると、「何もしていないが、私たちにはできることとできないことがはっきりしている」と、おっしゃる。そういう状態が精神の安定に影響しているというのだ。
とのこと。

そして次のような結論を見出す。
できることとできないことを分けられる人の脈は落ち着いている。「医易同源」という言葉を思い出す。医の古典『易経』にある言葉で、「世の中には変わらないものがある」ことを示している。例えば、太陽の動き、潮の満ち引き、四季の移ろい、自分の性別、年齢、親、兄弟などだ。一方、変化するものとして、心のもちようや意思がある。易経では、変えられない「不易」と変えられる部分を分けて整理すると、幸せな生き方ができると説く。

「諦」という漢字は「あきらめ」という意味のほかに、「悟る」という意味がある。自分があと何年くらい働けるかを冷静に予測するだけでも、ある程度のことは諦めて捨てられるはずだ。今の自分にできることを常に意識している人こそ、幸せを感じられるのかもしれない。


全く同感だ。

今の社会不安は人々が
「自分らしさの檻」
を棄て去り、「フリーダム!」の叫びのもとに自分を見失ったから生まれたもの。

戦争中、若くして死んだ兵士たちは不幸だと我々は思っているが、実は目標を見失い彷徨っている我々のほうが遥かに不幸なのかもしれない。

自由のなかった昔の人々のほうが何故か我々よりも幸せに見えるのは、良い意味で「分をわきまえて」おり、「諦観」を持っていたからだろう。


再び
「運命論 VS 自由意思論」
を蒸し返すわけではないけど、人にはある程度、自分の運命というものがあり今世に持ち越した個性・才能がある。
それは全て、過去世で積み重ねた経験のこと。
言わば、魂が持てる唯一の財産と言える。
(私のように、人を傷付ける悪い癖もあるけどね。そのような癖も含めて全てが過去の積み重ね)

「分をわきまえろ」
とは一見、夢を断ち切る絶望的な言葉のように思えるが真意はそうではなく、「自分が持つ財産を確認しろ」ということ。
つまり数万年、人によっては数十万年に及ぶ魂の経験を大事にしろということだ。

――嘘だと思うなら、「自分」という言葉を見つめてみるべき。
「分」という言葉が入っているだろう?

「自分らしさの檻に閉じ込められたくない」
などと卑小なことを言って、本来の意味の「分」をかなぐり棄てるということは、その数十万年に及ぶ膨大な経験を棄ててしまうという意味になる。
そして本来持っていた人生計画も棄ててしまうわけだから、空虚となり彷徨って当然。
そこには絶望しかない。
社会不安は避けられないことだっただろう。


私が自分を標本とした占星術や心理テストなどを紹介していると、
「あなたはいつまでも自分探しをしているのですか? 大人げない」
と言われることが多いのだけど、それは完全に誤解。
実はモラトリアムと真逆で、他人に「自分らしさの檻」を再び与えて人生地図を取り戻させようとしている。

※検索でご来訪の方へ:占星術の話題は唐突な飛躍に思われるでしょうが、このブログは占星術サイトからリンクされ、占星術の話題も多く書いている場所です。ブログ主は、何も占星術だけが「自分らしさ」を知る手段だと考えている者ではありません。「自分らしさ」探求のヒントの一つにはなりうる、とは思っています。

ドイツの文豪ヘルマン・ヘッセは
「自分自身へ生まれ変われ!」
と叫んで世界中の自殺しかけた若者を救った。
おこがましいが、私もヘッセを遠い目標としている。

詩ではなく占星術という分かりやすい手段を選んでいるのは、ヘッセの時代と違い、今の人は明確な「自分」が何であるかさえ見失っているから。
(ヘッセの時代の若者は「自分」に迷うことはなかった。誰もが明確に自分自身を知っていた。その「自分」を、親などの権力が抑えて歪めようとしていただけなので、抵抗する言葉さえ与えれば前へ進むことができた)
そのため「自分自身へ生まれ変われ!」と言ったところで、今の人たちは「自分が何なのか分からない」とさらに迷うのみ。
十代の頃の私がそうだったように。

まずは、自分が何であるのか思い出させるところから始めなければならないのだ。
それだけ今の時代は「フリーダム」「モラトリアム」に侵され、重病にかかっているということだ。

自分自身さえ見失う。
これほどの不幸はない。

現代は人類がこれまで一度も経験したことがないほど、不幸で難儀な時代だと思う。

 

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テイルへ向かうための読み方、例。スピラー解釈版

 ⇒ドラゴンヘッドを読む(5)スピラー本は、逆に読むべし


上の件、追加のメモです。
スピラー本による読み方の例として、筆者についての解釈を置いておきます。
おそらく『我傍に立つ』(筆者前世ストーリー)の読者様には、深くご納得いただける解釈だと思います。 
 

小説を読まれていない方はこちら。記憶している前世


筆者の出生ホロスコープより
ヘッド: 山羊座
テイル: 蟹座


スピラーの解釈を抜粋してみます。
※書籍で示されている読み方とは逆転させます。つまり、この場合「ドラゴンヘッド蟹座」のページを読みます。(なお、サイン解釈は対応する過去世だけではなく、前世を含む転生全般に当てはまることが多いはずと思います)
あなたを癒す言葉
「ものごとをコントロールしようとするとうまくいかない」
「感情を外に出すとうまくいく」
「他人が自分の力で処理する能力を認めるとうまくいく」
「感情を表しても構わない」
「すべてを管理できなくても構わない」
「私の感情を否定することは誰にもできない」
私には痛々しい言葉です。他人や物事をコントロールしようとしていた自覚はないのですが、私に対する他者のイメージはそうだったようです。

>「他人が自分の力で処理する能力を認めるとうまくいく」

これができなかった点、前世の最大の欠点として指摘されています。

>「感情を表しても構わない」
>「すべてを管理できなくても構わない」

この言葉通りにできたら癒されるのだろうと思いました。
 前世であなたは社会的な権威や地位、名誉のある立場にいました。…あなた方は組織の長として下の者を治め、社会の正義を体現する象徴としての責任を果たしてきました。
 人々の注目を浴びる前世を繰り返し送ってきたため、あなた方は今生でも「観衆」を求めています。尊敬されることはあなた方にとって大切なことなのです。
 今生のあなたはいくら個人的な犠牲を払ってもそれに対する賞賛は得られないという運命を持っています。自分の道を確認するために他人の尊敬を尺度にすると、必ずと言ってよいほどあなたは道を誤ってしまいます。前世において他人の尊敬は確かにあなたの言動を計る物差しとして機能していました。しかしあなたは度重なる人生を公的立場の権威者として重責と禁欲の下に過ごしてきたため、周囲の社会から孤立してしまったのです。…
 あなた方は自分の長期目標と並行してもっと自分の個人的ニーズを満たすための人生を築いていく必要があります。
太字のところは当たっていますね。
最後の下線部分には涙が出ます。おそらく、今世では個人としての愉しみを実現する必要があるのだろうと思います。なかなかできないのですが。

他の文章は、他者から見た私(前世)のイメージだったのではないでしょうか。ステレオタイプなキャラクター。
実は私が「注目を浴びる過去世を繰り返し送ってきた」ということはなく、注目されたのは前の一度きり。
さらにその時の恐怖感から、「観衆」を求めているどころか注目から逃げ回ってきたつもりです。しかし無意識には注目された時の習慣からまだ抜け出せていないと言えるのかもしれません。

追記 ただしこのヘッドに対応する過去世(一覧10後半)では目的を果たす作戦のために「観衆」を求めた。古い記憶過ぎてあまり実感がないが。さらに追加しておくと、スピラーの解釈の通り全転生で「家庭環境に縁がなく」「(まるで修道院のような)一般社会から隔離された孤独の場にいた」のは事実。

 重要なゴールを目指すとき、あなた方は文句一つ言わずにどんな犠牲でも払います。勤勉はあなたの得意技なのです。あなた方は個人的な楽しみを諦め、リラックスするのをお預けにして、一日十二時間でも喜んで働き続けます。
うわー、それ以上、前世の個人情報を漁るのは勘弁してください(涙)。と思ってしまった。
凄いですねこの方。超能力者、あるいはハッカーみたいです。
しかし権威の座に親しんできた習慣から、リーダーの地位に就くとすぐに細部を他人に任せようとするのです。
これは逆だったみたいですね。
雑用までやろうとしたから駄目だったのだ、と。
あなたはすべて知っていると考え、ちょっと高慢なところもあります。
そう……思われているのでしょう。私を知る全ての方に。

「高慢」って。この最も痛い言葉に涙。
これも何故か他者のステレオタイプなイメージを表現しているのですが、その圧倒的で抵抗しようのないイメージもまた、私自身の頑なな態度が作り上げてしまったのだと分かります。
あなたは仕事に厳しい倫理観を持っていて、それを他人にも強要します。問題は、自分を理想として掲げてしまうので、他人のよいところが引き出されないのです。人を杓子定規にとらえることは不可能です。あなたは目標のためならどんなことでもしますが、他の人はそうではないのです。彼らは初めからあなたに圧倒され、あなたの理想には従えないからと全力で協力することをやめてしまいます。
そう……ですか。
杓子定規のつもりは全くなかったし、「倫理」とは当然の常識の範囲でしかないと思っていました。
また自分は無能だと思っていたので、他人を圧倒していることには全く気付かず……。

つい先日も、自分では「常識」で「正当」と思っている倫理感から人に意見を言ってしまい、「上から目線!」と責められたところです。
「またやってしまった……」と落ち込んでいます。
今まで相手を傷付けないよう気を遣い、遠回しに意見をしてきたが無意味だったので、最終手段として自分が悪者となって相手を危険から遠ざけようとしたのが真実。
ですが、やはり相手の感情を傷付けてしまいました。
とても好きな人だったし、ずっと優しくしていただいたのに、申し訳ないと思います。

モラハラとなりがちな自分。
それが嫌で、深みにはまる前に自分から人との関係を断つ癖があります。

寂しくないと言えば嘘になります。
「仕方がなかった」と自分に言い聞かせながら……(これは使っていいことわざなのかどうか迷いますが、他に妥当な言葉が思いつかない)、「馬謖を斬る」ことを避けるために軽い段階で関係を断っていく。
スピラーの言う通り、これこそ悪い癖です。
 あなた方は自分や周りの人の感情にきわめて敏感です。他人はあなたを感情に鈍感な人だと勘違いしていますが、実はあなたは過敏なだけに繊細で、自分や他人に起きている感情をどう処理したらよいかという方法を知らないだけなのです。
これは最も当たっているのではないかと思った。
「人の気持ちが分からない。鈍い。冷酷ロボット」
と言われるが、たぶん人一倍過敏なので人付き合いに疲れ、閉じ籠もっている……。


過去世の悪癖に関しての解釈は長いのでカットします。
サインの解釈は大雑把なので当たっていない部分もありますが、本質的には概ね正しいと思います。
追加 当たっていない部分の理由として「サインが大雑把」なことともう一つ、ヘッドサインを「性格」と勘違いして解釈しているからかもしれない。ヘッドの入るサインはここまで性格全てに影響するものではないと思う

最後に、解決法としてのアドバイス部分も引用しておきます。
これがテイルである「蟹座」へ向かう解釈になります。

 感情を抑制してきた前世経験から、あなたの心にある感情の領域は浄化されています。あなたの感情の動きには「隠された策略」がなく、あなたの感情は純粋で自然な反応なのです。あなたが自分の気持ちを表現すると、その場にいた人々がほっとするということが少なくありません。あなたの感情の領域は開かれていて、周りにいる人々の感情を汲み取っていることが多いのです。
 ……あなた方には人類という家族の一員としての責任ではなく、そのメリットや喜びを自分のものにする権利があります。あなたの毎日をスローギアに入れ直し、感情を味わうという、人間に与えられた最も贅沢な報酬を楽しむことにしてはどうでしょう。
心に沁みる温かい言葉。有難い。

客観的に眺めたとき、スピラーの解釈文は占星術師の綴る文章として最高峰だと思います。
占星術師の能力ではサイン解釈の正確さとポイントを見抜く目が重要ですが、文章もまた評価されるべき点だと思います。

【引用した文章】
『前世ソウルリーディング』ジャン・スピラー著 東川恭子訳(徳間書店) P162-197
引用文中の「…」は省略箇所
敬称略。


小説を読まれていない方向けの情報


占星術サイトより転載。一般向けに書いた解説です。

記憶している前世: 私は前世では一切家庭をかえりみることなく、仕事に生きて死にました。子供と会ったのも、記憶にあるのはたったの二回きり。妻にも子供にも申し訳なく思っています。

当時、私はある組織のリーダー格(二番手)であり、確かに主君との絆には恵まれました。しかし組織への依存心はなかったと思います。むしろ少しも依存しなかったこと、「孤高」を気取り援助を求めず、独りきりの世界に閉じ籠もったことが失敗のもとでした。
感情をコントロールすることには長けていたので、「冷静な思考の持ち主」と称されていましたが、ロボットのような冷たい人間だと思われてしまったようです。温かい血が流れていない、と言われることが今は最も辛いです。

実は当時キャパシティオーバーでパニックに陥ってもいたのですが、それすら周囲には伝わらなかった。もう少し感情を顔に出し、パニックに陥っていることも伝えていれば良かったのだと思います。
このような反省から、今世以降では感情表現して生きることが目標です。


続き。>>前世(仮)、ドラゴンテイルへ歩いた見本人生

 


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前世(仮)、ドラゴンテイルへ歩いた見本人生

 <<前記事にて、
今世のドラゴンヘッドについて読んだついでに前世(仮)のドラゴンヘッドサインも見てみます。

あくまでも「仮」なので怒らないで欲しいのですが、私の前世のものと推測される出生ホロスコープでは
ドラゴンヘッド: 牡羊座
ドラゴンテイル: 天秤座

だったようです。

「スピラー本では解釈を逆に読む」という方法に従い、『ドラゴンヘッド天秤座』のページを読んでみます。

 あなたは個人的成功、自立、単独行動に象徴される人生を送ってきた結果、チームワークやパートナーシップを忘れてしまっています。ドラゴンヘッドを天秤座に持つ人々は前世の大半を戦士として過ごしてきたのです。
 …この影響からあなたは生き延びる欲望が過剰に開発され、自分対他人として考える習慣が染みついていて、それ以外のことに無知なのです。
「過去世の大半」ではないですが、確かにこの一つ前の転生では戦士(使い捨ての傭兵)として生き、若いうちに死んでいます。
さらに言うと、この人生までは長いこと一人きりで生きて来ました。
戦士だったことは一度しかありませんが、ほとんど孤児として過ごし、生き延びるだけで奇跡という状況が多かったように思います。
そのわり「生き延びる欲望」はあまり育たなかったように思いますが、自立心が突出してしまったということであれば当たっています。

 あなた方には怒りを爆発させるという非常に強い傾向があり、これは直す必要があります。あなたは子供のような感情を持っていて、自分の思い通りにならないと、きかん坊に豹変して周りの人を無理やり自分に従わせようとします。
残念ながら、ここは全く当たっていませんね。笑
やはりヘッドのサイン解釈を性格として読むには無理があるように思います。

全ての転生を通して、私は「直情的に生きる」ことが苦手です。
それは家族と過ごした経験がほとんどなかったので感情表現を学ぶことができなかったからとも言えるし、何よりアセンダントサイン(筆者のASCは感情表現が苦手な水瓶座)のほうが本当の性格であるからかもしれません。

孤児が生き延びるためには、エゴを発達させたり直情的に動く必要があるのですが、それにも関わらずエゴや感情が育たなかった。ASC性格は変わらなかったようです。環境よりも本質性格が強いという証です。
 あなた方は非常に強い自我意識があるため、他人にも同じように強い自我があると考え、無意識に自分と同じように強いパートナーを求めています。見つけた相手が自分と同じように強くないことが分かると大変失望し、苛立ちます。
うーん???
それこそ、全く無かったですねぇ。見た目だけが強い人、嫌い。前世も今世も。
前世で私は強いパートナーなど欲しいと思ったことが無いし、実際に惚れたパートナーは強い印象の人ではないし。
たぶん、彼は精神的には強いとは思いますが。
 あなた方はすばやい決断を下します。すぐに行動に移す習慣がついている
……そうなれたらいいなと思っています、いつも。
私は前世も今世も行動力に難があります。これはベース性格のせい。

〔補足〕筆者の前世については「決断が遅く、行動が遅い」との定評があります。まったく正しい評価だと思います。この性格は現在も同じ。
 あなた方は自己陶酔(ナルシスト)の傾向を抑制する必要があります。

笑った。
確かに、私は全体に容姿が良い人生を送ってきたらしく。
容姿その他、褒められることが多かったので他人が見たら「ナルシスト」ということになるのだろうけど、私自身は気持ちよく自己陶酔したことが一度もありません。
素直に自己陶酔できれば人生楽しいのだろうな、と想像します。

〔補足〕ナルシスどころか私には強めの自虐傾向があります。前世も今世の幼いころも、壮絶に称賛されてきたので自惚れる機会はたくさんありましたが、褒め言葉はスルーするか信じない癖がついているらしい(おそらく称賛のプレッシャーから心を守ろうとする自己防衛だったと思います)。このため自己評価は地の底ほど低く、「私は無能です」が口癖でした。病的で有害な自虐癖であり、現在ではアンチの誹謗中傷を助けているようなので、猛省して少しは称賛も受け入れられるようリハビリ中です。

……というわけで全体に性格は全く当たっていませんでした!
申し訳ない。
牡羊座性格が私のベース性格とかけ離れ過ぎなのです。

性格はともかく、スピラーが言いたかったのは
「あなたは独立独歩で生きている」
「今世でパートナーを見つけ、伴に生きる必要がある」
ということでしょう。

この点、当たっていましたし、その通りに生きることができました。
どうやら前世の私は早い段階でテイルを実現してしまったようです。
「仲間とパートナーシップを築き、天秤座(テイル)らしく生きる」というテーマです。

以降はどちらかと言うと天秤座に近い人生となり、仲間を支え人に奉仕することを喜びとして生きています。

こうして前世の私はテイルの方へ歩いて行ったため、カルマの輪が閉じ、一つのテーマが終わりました。
自分で言うのも何ですが、魂として優等生な人生だったと言えるでしょうか。

もし前世であの時、彼の手を握らずに背を向けて一人生きることを選んでいたら――それは再びヘッドの方向へ向かって生きるということなのですが、そうしていたら元の木阿弥。
独立独歩の孤独な人生を生き続け、今もまだ同じテーマに留まっていたことでしょう。

やはり、人生ではテイルの未来へ向かって歩かねばなりません。
早い段階でヘッド(過去)に別れを告げたほうが幸福になれるようです。


ちなみに前記事で書いた通り、今の私はまだヘッドの影響から抜け出せていないらしい。
もしかしたら今世で初めてこのカルマに取り組んでいるのかも? 
と言うことは、今世中にテーマを終えることは難しそう。まだもう少し転生を繰り返すことになるでしょうか。

【引用した文章】
『前世ソウルリーディング』ジャン・スピラー著 東川恭子訳(徳間書店) P278-319

 

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古代人で冥王星クリーンヒット→死、の事例

 前に書いた「冥王星ログアウト説」の記事は読者限定の要パスワード。一部の方しかお読みいただけません。

★noteでも記事購入できるようになりました。『冥王星は、前世でログアウト(死亡)した月日かもしれない説


ただ、これだけはもしかしたら貴重な情報かもしれないと思ったので公開で置いておきます。
(このタイトル、もしかしたら歴史人物に対する激しい失礼に当たるか、または?の可能性がありますが。まあ気にしない。笑)

 

 古代人で、ネイタル太陽にトランジット冥王星がクリーンヒットして死んだ事例: 

資料は古代中国の実在人物、諸葛亮(西暦181-234)です。→彼のネイタルホロスコープはこちらで、ASCは推測ですが太陽は確実に正しい位置です。(追記 ただしこの通り死亡時の太陽が在泊したハウスを考えても、推測出生時間でのホロスコープがやはり妥当であったことが裏付けられます)
→諸葛亮の死亡日についてはこちら。Stargazer等で、西暦そのまま「太陽暦8月23日」と打ってはなりません。笑


【初心者の方へ解説】 冥王星は占星術で、「死と再生」を意味する星です。「死」は象徴に過ぎず、実占では「大きな喪失と再起」等々と読むもので、肉体の死と関連づけることは滅多にありません。ただし、生まれた時のホロスコープ上の太陽やアセンダントへその時の冥王星がヒットした場合は、稀に命をおびやかすようなことがあるため要注意と判断します。


上のチャートの人物が死亡時、234年。
当然、人類には全く冥王星が知られていない頃です。

どうやら、人類が発見していない天体でも影響は受けている(正しくは、その人生計画が現実の宇宙天体に表現されている)らしい、という仮説がこれで立てられます。
あくまでも「仮説」ですが。

私は長年、占星術において
「人類が重要と定めた惑星が影響を与えるのか?」
それとも
「人類が知らなくても、現実天体に既に運命は表れているのか?」
ということが疑問でした。
これは「時空ポイント」について、人類と死後世界の人々=高次霊たちとの共通概念が、何を基準としているのかという意味でもあります。
(私は占星術界でよく言われているように、惑星の重力が地球人類に影響を与えて様々な事象を起こす、と考える者ではありません。先に計画があり、その計画に沿った時空ポイントが出生点として選ばれるだけだと考えています。/もちろん完全に概念だけと考えているわけではありませんが。参照:魂を読むためのホロスコープマップ

冒頭の仮説が正しいとすると、正解は後者だったようです。

現代、冥王星は惑星から準惑星へ降格してしまいましたが、この事例を見ればこれからも占星術では冥王星を重視していくべきと私は考えます。


【初心者の方へ、特に注意していただきたいこと】
トランジット冥王星が、ネイタル太陽にヒットする時期に100%誰もが死ぬわけではありませんので騒がないように。
そのような拙速な断定を掲示板等で書き込まないよう、強くお願いします。

 2018/11/14追加 こちらも参考にしてください。
 ⇒読者様からご提供いただいた、冥王星ヒットを「再生」とした具体的な例

占星術では惑星の動きが現実へ影響を及ぼしているように見えることが多々あります。
だからと言って、過去に起きた事象と同じアスペクトが形成される未来に、100%同じことが起きるというわけではありません。

と言うのも、その時期のそのアスペクトは、「ある事象が起きる条件が整っている」というだけに過ぎず、実際にそれが起きる計画があるかどうかは地球人類には分からないことだからです。
これが西洋占星術で未来予測することが難しい理由です。
(なので、私はあまり未来予測して騒がない主義なのです。自分の進行経過さえ大事に考えずスルー。笑)

典型的な例としては、1999年や、2012年以降の連続グランドクロスでしょう。
1999年の大グランドクロスの時には、多くの占星術家が人類滅亡を予測しました。ノストラダムスが人類滅亡を予言していたかどうかについては疑義がありますが、彼がホロスコープを見て重大変化の時期と考えたのは間違いありません。物理学的に言っても、惑星重力の重なりで地球が反転していてもおかしくありませんでしたね。
2012年~2014年の連続グランドクロスは第二次世界大戦が始まる直前とそっくりだったため、「第三次世界大戦、確実!」と騒いでいた人が大勢いました。笑
結果、そうなっていないわけで、占星術の未来予測は確実ではないと分かります。
(ただし、上の壮大なグランドクロスに関しては人類が知覚できないところで変化が起きている可能性が高いと思います。あまりにも大きな事象だと、多くの人が知覚するのに時間がかかるからです。結果が見えるようになるのはこれからでしょう)

だから、「占いなんてやる意味ねー!」というご批判はごもっともだと思います。笑
「未来を知ったからと言っても何もできない。運命を変えないほうがいい」という占星術の思想としても、未来予測を目的とする占星術に意味はないと言えるでしょう。

ただし、そうなる条件が整っていることは確かなのですから、なるべく大事にならないよう準備することはできます。
たとえば冥王星がネイタル太陽にクリーンヒットする時期は、健康を害する人が多く出ることは鑑定経験上分かっています。
過剰に恐れる必要はないものの、その時期はなるべく無理をしないよう、心安らかに自重して過ごしてください。

――ちなみに、諸葛亮が上のホロスコープを知っていたら自重したかどうか? 
いや、しなかったでしょうね。
自重したくても出来る時期ではなかったわけだし、そもそも自分の命に関心があるタイプではなかった(だろうと思います)。
自分が死ぬだろうと分かっていたとしても、やるしかないという時は人間に必ずあります。
ですから、死ぬ時期は始めから決まっていた、とも言えるわけです。
占いの話としては元も子もないな。苦笑


この記事に関連する記事(誰もが占星術で、自分の弱い季節を知る方法
●自分の死期(弱い季節)を知る


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