このたびの電子書籍化不具合のおかげで、『僕前』という自分の私小説を何度も読み直すことになってしまいました。
修正作業のためじっくり読み直すこと三回。
書籍化した後のチェックも含めれば計五回くらい……。
本当に疲れてしまいましたが、何度も読み直すことであの当時へ心が戻ったのは良かったと思います。
こんな作業の機会でもなければ自分の書いた小説を読み返すことはないので、貴重な体験だったと言えます。
(と、前向きに考えて夏休みを失った自分を慰めてみる。笑)
このたびの電子書籍化不具合のおかげで、『僕前』という自分の私小説を何度も読み直すことになってしまいました。
修正作業のためじっくり読み直すこと三回。
書籍化した後のチェックも含めれば計五回くらい……。
本当に疲れてしまいましたが、何度も読み直すことであの当時へ心が戻ったのは良かったと思います。
こんな作業の機会でもなければ自分の書いた小説を読み返すことはないので、貴重な体験だったと言えます。
(と、前向きに考えて夏休みを失った自分を慰めてみる。笑)
7/28にD様からいただいたメールへの回答です。
吉野様の著書、『我傍に立つ』拝読させていただきました。
今の時代で言えば、活躍した政治家が引退して落ち着いてから現役時代の回顧録を書いたみたいな印象を受けました。これはブログ記事を読んでいたからそう感じたのかもしれないのですが、過労死のように亡くなられているので、同じ人生で自分のことを振り返る時間がなかったことを惜しんでいたかもしれないですね。
戦乱の世において、信頼関係の話がとても心に残りました。また先帝が身罷られたあとの人生との心境におけるギャップも印象に残り、人が全力で生きる、生命力を謳歌する、そういうことについて前半と後半のコントラストが鮮やかだった感じがします。