近況報告で雑談。『ダンダダン』『項羽と劉邦』など最近観たアニメや動画
爽やかな秋晴れの週末、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は久しぶりに仕事のない週末となりましたので、のんびり過ごそうと決めています。
しばらく放置していた自分のブログを開くと雑然とした雰囲気にちょっとうんざりし。
再び当初のデザインに戻してしまいました。…何度も変更すみません。
あのデザインにしてから自分のブログではない気がして愛着が湧かなかったのですね。それでログインも減ってしまった。
書き手にとってもデザインは意外と大事だったみたいです。
これで記事下の「関連記事」は出せなくなってしまいましたが、もう検索からもハブられていますし、初来訪の方が少なくなったから必要なさそう。
シンプルに続けていきます。
近況… 最近観たアニメや動画など
昨晩は気になっていたアニメ『チ。-地球の運動について- 』を一気観し感慨を覚えていました。――この感想は後で書きたいと思います。
アニメでは他に、話題の『ダンダダン』もついでに観たら良かったですね。一話のラスト(タカクラケン)に涙が出るほど笑いました。夜中だったから笑い声を抑えねばならず大変でした。
言葉遣いなどが下品過ぎて教育的にはいかがなものかと思いますが、裏腹な描写の丁寧さには驚きました。
学校シーン、少年少女の友情以上・恋愛未満な心理とか、いいですねえ。自分も色々思い出してしまうほどリアルです。空気感があります。あの学校シーンだけ切り取っても一つの作品になりそう。
有名なお化けたちの過去も繊細に描かれています。アクロバットサラサラの過去描写など美しくて痛ましく、心に突き刺さります。ここも切り取って国際アニメ映画祭などに出せそうです。
『チ。』も凄い作品なのですが、芸術としては意外に『ダンダダン』のほうが高度かなと感じました。お笑いを中心にしながら繊細な心理を描くのはとても難しく高度な技を要しますね。
あとは知人に勧められた動画で、十年くらい前の華流ドラマ『項羽と劉邦』(原題『楚漢』)を観始めました。
今さらなのですが。今だから観たいと思いまして。
現在の 恐怖支配 VS 民意 という二極対決な時流は、ちょうど秦が滅んだあの時代に似ています。嘘つきメディアは「馬鹿」の語源となった宦官・趙高そっくりですしね。
温故知新として重要な歴史と言えるでしょう。
中華史の学習としてもおススメです。この時代は文革ポリコレ歴史反転政策でノーマークだったのか? 現代の『三国志』のような嘘・捏造・歴史反転がなくて教材としても使えそうです。
私個人的には、『三国志』よりリアルなこちらのドラマに慰められています。
(注意:史実ならでは、えぐい設定が多いため一般の方にとっては癒しドラマではないでしょう。慰められるのはたぶん私だけ)
このドラマの高祖・劉邦は史実の劉備に似たところがあります。劉備よりクズなところがありますけど(笑) …とにかく血は争えない、さすがご先祖様だと思いました。
と言うかドラマ脚本家さんが人物を描くのがうまい! 史実を再現できていると思います。
このドラマの劉備からクズなところを幾分かマイナスすれば、かなり史実劉備に近くなります。もちろん容姿は全然違うはず。しかし人格・台詞に面影があって驚きました。
全く期待していなかったのですが、予想外に史実劉備の面影を見ることができて嬉しかったです。
某国が崇拝する虐殺王について史実を描いた箇所があるため、おそらく現在では政治的に許されないドラマでしょう。ネットからも消されること必至。DVDで買って保存しようかなと思います。まだ売っているでしょうか??
状況報告
こんな感じで。
上等な創作に巡り会い気力を取り戻しつつあります。
小説更新、すっかり止まったままで申し訳ないと思っています。
今回はどうにか自分だけの『我傍』ではなく、客観的な『三国志』としても描こうと足掻いているわけですが、 そのためには史料や他者の創作を観なければなりません。すると気持ちが落ち込み執筆が進まなくなってしまいます。…情けない。
このたび「『項羽と劉邦』の制作スタッフは『三国志TK』と同じだよー」と教えていただきました。だとすれば観ることができるかも、と思いました。
もしかしたら正月休みにでも『TK』を視聴し復帰できるかもしれません。
無理はしないつもりですが辞める選択肢はないですね。
滝沢馬琴を見習いたいです。
(映画のCMを観ただけですが創作に対する執念に震えました。反省)