16の性格(MBTI)日本における各タイプの比率


何故か当ブログで圧倒でアクセス一位の記事、『16の性格診断』。
タイトルからお分かりの通り実は占星術の余談で、プライベート話に過ぎなかった記事。
あまりにもメインテーマからかけ離れ過ぎていて来訪者に申し訳ないため、もう少し関連記事を増やすことにしました。

〔目次〕
日本における各タイプの比率
日本人と中国人の比較

日本における各タイプの比率


前から気になっていたのだが、たとえば「INTJは2%」などのデータは世界基準でしょう。
アジア圏、特に日本ではこの比率は変わるのではないかと想像されます。

調べたら上ページでも引用したテストサイトに各国のタイプ比率が詳しく載っていました。
日本はこちら。⇒https://www.16personalities.com/country-profiles/japan

当記事ではリンクしますが、アフィリエイトを疑う方もいると思うので下にデータを引用しておきます。
ちなみにTタイプとAタイプで別々に集計されているため、32位まである点、ご注意を。
1 Turbulent Mediator (INFP-T) 12.91%
2 Turbulent Campaigner (ENFP-T) 8.48%
3 Assertive Campaigner (ENFP-A) 5.30%
4 Turbulent Advocate (INFJ-T) 4.97%
5 Turbulent Adventurer (ISFP-T) 4.53%
6 Turbulent Logician (INTP-T) 4.52%
7 Turbulent Defender (ISFJ-T) 4.30%
8 Assertive Consul (ESFJ-A) 3.76%
9 Assertive Mediator (INFP-A) 3.53%
10 Turbulent Entertainer (ESFP-T) 3.08%
11 Turbulent Consul (ESFJ-T) 2.99%
12 Assertive Entertainer (ESFP-A) 2.94%
13 Turbulent Protagonist (ENFJ-T) 2.94%
14 Assertive Logician (INTP-A) 2.67%
15 Assertive Protagonist (ENFJ-A) 2.65%
16 Assertive Debater (ENTP-A) 2.64%
17 Turbulent Debater (ENTP-T) 2.55%
18 Assertive Defender (ISFJ-A) 2.52%
19 Assertive Executive (ESTJ-A) 2.30%
20 Assertive Adventurer (ISFP-A) 2.21%
21 Assertive Logistician (ISTJ-A) 1.93%
22 Turbulent Architect (INTJ-T) 1.91%
23 Assertive Advocate (INFJ-A) 1.82%
24 Assertive Architect (INTJ-A) 1.79%
25 Turbulent Logistician (ISTJ-T) 1.64%
26 Assertive Entrepreneur (ESTP-A) 1.58%
27 Assertive Commander (ENTJ-A) 1.56%
28 Turbulent Virtuoso (ISTP-T) 1.54%
29 Assertive Virtuoso (ISTP-A) 1.33%
30 Turbulent Executive (ESTJ-T) 1.09%
31 Turbulent Entrepreneur (ESTP-T) 1.04%
32 Turbulent Commander (ENTJ-T) 1.01%
2018/3/8のデータでは、日本人にはINFPさんのT型が圧倒で多いようです。
INFPさんはこんな人。
“仲介者”型の性格
(INFP-A / INFP-T)

仲介者型気質の人は、真の理想主義者で、極悪人や最悪の出来事の中にさえも、常にわずかな善を見い出し、物事をより良くするための方法を模索しています。落ち着きがあり控えめで、内気にさえも見られますが、内には激情と情熱があり、まさに光を放つ可能性を秘めています。全人口のわずか4%を占めているだけで、残念ながら、誤解されていると感じることが多いかもしれません。しかし、同じ考えを持つ人々を見つけて共に過ごす時、そこで感じる調和が、仲介者型にとって、喜びやインスピレーションの泉となるのです。
……素敵です。
こういう人になりたいと望んでいた。
と言うよりも、筆者はどちらかと言えば現実でこのタイプに見られることが多いかもしれない。
だから、「まさに日本人らしい性格!」と言われる。実はそうではなかったというのは意外とショックでした。笑
世の中のあらゆる修復不可能な悪に落胆して、打ちのめされることさえあります。これは、仲介者型の人達の楽観的な見方に頼ろうとしていた友人にとって、悲しい光景です。

善を探求するあまりに自分自身を見失い、生きて行く上で欠かせない日常生活の維持を疎かにしてしまう可能性もあるので注意しましょう。仲介者型の人達は、他の性格タイプよりも、よく思いにふり、楽しみながら物事をあれこれ想定したり、哲学的な事柄について思い巡らせたりします。放っておくと、まるで隠者のように引きこもったまま連絡が途絶え、友人やパートナーが、多大なエネルギーを費やして、現実世界に連れ戻すことになります。
読めば読むほど自分の性格はこちらに近い気がしてきた。テスト間違っていないか?

……お、こういうのをバーナム効果と言うのだな。笑
でも自分は感情型よりはやはり思考型、そして女性には「サイテー」と言われるロボット気質なのでFということはない。
たぶん「IN(内向・直観)」というだけで共鳴するところはあるのでしょう。特に、ストレスに弱く引き篭もりがちなところは同じですね。

※追記 ところで大事なことですが、こういった性格診断テストでは「正義感」「道義心」があるかどうか、ということは分かりません。分かるのはベースの性格タイプだけであり、ベースのタイプ分類はその人たちが悪い行いをするか・良い行いをするかには関わりがありません。
これは占星術でも同じ。星座で表される性格タイプと善悪には一切関係がないのです。それぞれの星座に「善良な人」と「悪い行いをする人」が存在します。
だからたとえば、「INFPは善良」「INTJは悪者」という判断をするならそれは間違いだし、性格診断が差別の温床となる有害なものでしかなくなります。
上のサイトで、「Tは論理」「Fは道理」と表現されているのは弊害があると常々思っています。論理と道理は対立するものでは全くないでしょう(対立どころか、論理=道理でなければならないと私は思う)。
本来のTとFはユングが言うところの、「思考」と「感情」でしかありません。
思考がいつも正しいとは言えないように、感情がいつも正しいとも言えない。感情優位な人も他人に迷惑をかけたり、大きな犯罪に手を染めることがあります。つまり正しいかどうかの基準は思考・感情とは別のところにあるのです。

日本人と中国人の比較


日本人と中国人の比較はこちら。
https://www.16personalities.com/country-profiles/compare/japan/china

中国での結果、2018/3/8時点:
1 Turbulent Mediator (INFP-T) 8.22%
2 Assertive Consul (ESFJ-A) 6.01%
3 Turbulent Defender (ISFJ-T) 5.90%
4 Turbulent Campaigner (ENFP-T) 5.90%
5 Turbulent Adventurer (ISFP-T) 5.75%
6 Turbulent Consul (ESFJ-T) 4.15%
7 Turbulent Advocate (INFJ-T) 4.01%
8 Turbulent Entertainer (ESFP-T) 3.85%
9 Turbulent Logician (INTP-T) 3.67%
10 Assertive Defender (ISFJ-A) 3.62%

トップがINFPで、日本人と同じタイプだったのは心底驚きです。
今の中国人は大陸気質で日本人とかなり異なると思っていましたが。このデータだけを見ると、やはり今でも似たところがあるのか。
(たぶんこのテストを受けているのはネットができる人民。ネットをやっている中国人は都市部に限られ、その人々は漢人でDNAや教育文化が日本人に近いのかもしれない)

……と思っていたら、アメリカでもINFPが一位でした。
INFPが日本と同じ12%台、むしろ中国人よりも日本人に近い? うーん、本当かなあ。(どう考えてもアメリカと日本では価値観が違う印象があるのだが、これは性格タイプというよりも宗教の違いだったか)
1 Turbulent Mediator (INFP-T) 12.08%
2 Turbulent Campaigner (ENFP-T) 8.31%
3 Turbulent Advocate (INFJ-T) 5.67%
4 Assertive Campaigner (ENFP-A) 5.16%
5 Assertive Consul (ESFJ-A) 5.04%
6 Turbulent Defender (ISFJ-T) 4.71%
7 Turbulent Protagonist (ENFJ-T) 3.71%
8 Turbulent Logician (INTP-T) 3.60%
9 Turbulent Adventurer (ISFP-T) 3.43%
10 Assertive Protagonist (ENFJ-A) 3.39%



なおこちらは、うっかり同じ内容ですが、当ブログより圧倒で詳しいためぜひ参考にしてください。
http://intptan.hatenablog.com/entry/2017/11/18/085803

2017年11月の時点ではISFPが圧倒で多かったようです。
おそらくツイッターなどで流行りつつあるから、その後にテストを受けた人が増えたのではないかな。

コメント欄で「ネットやっている人しか受けていないからバイアスがかかっている恐れあり」との意見、ごもっともです。
会社や学校などでの集団受診が増えると、より正確なデータが分かるようになるでしょう。


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